2015/02/12 Business Media 誠 の記事より。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1502/12/news083.html
航空業界に「成田縛り」という言葉があるそうです。
「成田縛り」とは、
「国土交通省が「羽田に国際線を新しく就航させる場合は、成田の発着便も残すように」と行政指導を行う」
事で、2010年10月に羽田が(再)国際化された事にともない、各航空会社がビジネス的に「オイシイ」羽田便にシフトしていく事に対して、国土交通省が成田周辺の住民に配慮したものだそうです。
成田空港の開港は、今から37年前の1978年5月。
自分もまだ子供だったのでウル覚えでしかないのですが、三里塚闘争を始め、多くの反対運動があり、住民側、行政側双方ともかなりの苦労が強いられ開港にこぎつけた経緯があります。
反対派の人が現在どのぐらいいるのか?また、今なお成田空港が無くなる事を望んでいるのかはわかりませんし、この「成田縛り」を無くす事に反対するとなると論理的な矛盾が生じてしまいますが、少なくとも地域振興を目指して賛成していた人はかなり苦労した事でしょう。
記事は、この「成田縛り」が今後崩れていくかもしれない?という事が主題になっています。
どういう事かというと、先日、ヴァージン・アトランティック航空の成田-ロンドン便が2015/2/1の便を最終として撤退したのですが、ANAがこのヴァージン・アトランティック航空と成田-ロンドン間で共同便運行(コードシェア)しており、事実上、「成田縛り」をかわしていたとの事、ヴァージン・アトランティック航空が撤退した事でANAがどう動くか?が注目との事です。
しかし、良く考えてみたらこの便は「新しく就航」される訳ではないので、ANAにとっては「羽田に集中できて良かった」という感じではないのかな?と思ってしまいますが単純過ぎか?
やはり、羽田と成田間を成田にあるようなコンコースみたく地下リニアでつないで一つの「東京国際空港」にしてしまうのが良いのでしょうか?
NEXやエアポートライナーが困るな・・・・
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