Feb 2, 2014

中正記念堂で見たもの(根本博中将が貰ったとされる花瓶の片側)

先日、台湾に出張に行った時の帰国日、帰国便の時刻まで余裕があったので「中正記念堂」に行ってきました。

台湾にはかなりの回数訪問しているはずなのですが、観光地にはほとんど行った事が無く、その意味で自分は「台湾もぐり」も甚だしい限りです(;^^

正直、有名な観光地に行っても「ほんで?」で終わってしまいそうなので・・・

しかし、今回、わざわざ「中正記念堂に行こう!」と思い立ったのは1冊の本がきっかけでした。

門田隆将氏の著である「この命、義に捧ぐ」という本です。

本著の詳細な内容は割愛させて頂きますが、大東亜戦争後の中国における国共内戦、即ち、蒋介石の率いる国民党軍と毛沢東の共産党軍の戦いにおいて、以前、蒋介石に助けてもらった(中国の日本居留民を安全に帰還する約束を守った)という義理から、日本陸軍の根本博中将が国民党軍の指揮をとり、金門島での戦い(古寧頭の戦い)に勝利、そのお礼としてもらった一対の花瓶のうちの一つが飾ってあるという事で、

これを「どうしても見たい!」と想ったのです。

中正記念堂に付いては、別の機会で動画を作りたいと思っているのですが、想像していたよりもかなり大きな建物で始終圧倒されてしまいました。

目的の花瓶は、記念堂の中にある蒋介石の書斎を復元した展示コーナーにありました。
「この命、義に捧ぐ」を読んだあとだったので非常に灌漑深いものがあり、20分ぐらいあちらこちらの角度からじっ~と眺めてしまいました。

今度、台南に行く機会があった際には、八田興一記念公園に行ってみたいと思います。


中正記念堂(台湾国旗とともに)
想像していたよりもかなりでっかく圧倒・・


これです!!
これと同じ花瓶を根本博中将が貰ったのです


他の花瓶はキチンと一対になっていました