ここ数年、台湾との間で直行便を就航する空港が増えてきましたが、2013/10/11についに愛媛県の松山空港と台湾の松山空港の直行便が就航される事になりました。
地名の読み方は異なりますが(日本は「マツヤマ」、台湾は「ソンシャン」)、出発も到着も「松山空港」という珍しい便が就航する事になります。
台湾は日本の統治時代に地名を改名したところが多く、先の松山をはじめ「板橋」「三重」や「高雄」「岡山」などが有名で、現地での看板や行先表示でこれらの文字を見るとすごく親近感を覚えます。
(「高雄」は東京にも「高尾」がありますが、京都に紅葉の名所の「高雄」があります)
私が初めて台湾に行ったのがかれこれ13年前の2000年ごろ。
当時、松山空港は国内線のみでしたが、まだ新幹線は開通していませんでしたので、高雄をはじめ、台南、台中、台東、花連など各地に向けての便で盛況な空港でした。
特に高雄行きの便はFar-EastやUNI、復興など数社の飛行機がのべつくまなく飛んでいる感じで15分毎ぐらいに便があったように記憶しています。
丁度、日本の羽田-福岡便のようにドル箱・・・いやNTドル箱だったのでしょう。
その時、発音は違うのですが、「松山」と聞いて「おっ!日本の松山空港(愛媛県)と同じだわな」などと思ったものです。
私は高雄に行く事が多かったので、松山空港は良く利用していたのですが、新幹線が開通した後は国内線の数はどんどん減っていき、私もおのずと松山空港は利用しなくなりました。
「何か寂しい感じだな」と思っていたところに羽田(NRT)-松山(TSA)便が開通、国際空港として松山空港を利用する事になったのは嬉しい限りでした。
是非、一度、松山空港-松山空港を利用してみたいものです。
2000年当時の松山空港の様子(1)
2000年当時の松山空港の様子(2)